遺品整理

遺品整理とは、故人の生きた証でもある遺品(故人の残した品)を整理することを言います。親や親族などが亡くなった時、残された家族が行わなければならないのが遺品整理です。

 

 

遺品整理は遺品処理、遺品処分と呼ばれることもあり、親族が責任をもって整理しなければなりません。遺品整理する物として多いのが、衣服、家具、家電製品、生活雑貨、日記、アルバム、写真など様々です。

 

貴重品やアクセサリー、手紙、写真など家族が価値のあるものと判断した時には、遺族で形見分けをするのが一般的でしょう。

 

現在は少子高齢化が進んでおり、孤独死をしてしまい、遺品整理を家族ではできないケースもあります。またごみ屋敷のような状態になっている場合は、業者に遺品整理をしてもらうのが一般的でしょう。

 

遺品をそのまま放置してしまうと、家の中にホコリがゴミがたまった状態になり、ノミやダニなどの害虫発生につながります。すると汚臭が発生するので、近隣住民とのトラブルにもなりかねません。

 

遺品整理はいつからはじめれば良い?

家族が亡くなった時、遺品整理をしなければなりませんが、賃貸物件の場合はそのまま遺品を放置しておくと家賃が発生してしまいます。そこで賃貸料が発生する前に退去しなければなりません。

 

基本的に遺品整理に適したタイミングは、四十九日、一周忌、三周忌など親族が集まる時期になります。多くの人は四十九日を選んで遺品整理を始めるでしょう。故人の遺品整理をするのにわざわざ遠方から来るのは大変です。そこで遠方の親族が集まる四十九日などのタイミングで遺品整理を行えば効率的でしょう。

 

また遺品整理をすると、故人を思い出して辛くなる…という家族は、故人への思いが整理できたタイミングを選ばれることもあります。その他、遺産相続など色々な手続きがが済んだ時に遺品整理するケースもあるでしょう。

 

遺品整理の相場

遺品整理を家族だけで行うのはとても大変です。特に大型家電や家具なども遺品整理の品物に含まれている場合、素人だけで処分、搬送するのは危険でしょう。

 

そこで、遺品整理を専門の業者に依頼するケースが増えています。業者に遺品整理を依頼した場合の費用相場は以下の通りです。

  • ・ワンルーム 3万〜10万円
  • ・1DK 3万円〜12万円
  • ・1LDK〜2DK 5万円〜25万円
  • ・2LDK〜3DK 9万円〜40万円
  • ・3LDK〜4DK 12万円〜65万円
  • ・4LDK〜5DK 15万円〜80万円

遺品整理費用は、遺品処分費の他、運搬費、作業費などを含んだ額です。

 

この相場を見るとわかる通り、金額に大きな幅があります。これは、整理しなければいけない遺品の量や、分別作業の程度、エレベーターの有無、トラック車両までの距離などが異なるため、相場に幅が生じるのです。

 

悪質な遺品整理業者には注意

遺品整理を行う業者の中には悪質な業者もあるので注意が必要です。

 

実は遺品整理業界では悪質業者が非常に多く、国民生活センターには毎年2500件以上の苦情、被害報告が入っているのです。

 

よく起こる遺品整理業者のトラブル例はこちらのなります。

 

・はじめに提示してきた金額よりも高額を請求してくる

  • ・遺族の目の前で遺品を雑に扱う
  • ・遺品を盗難する(特に貴金属や金品などが多い)
  • ・回収した遺品を不法投棄する
  • ・確認もせずに形見や権利書などを処分された

このようなトラブルが起こった時には、国民生活センターに相談してみましょう。

 

遺品整理を行う悪徳業者にはいくつかの特徴があります。その特徴から見て怪しいと感じたら契約をしないようにしましょう。

 

悪徳業者の特徴は以下の通りです。

  • ・電話やメールだけで見積もりする
  • ・見積書と請求金額は大幅に違う
  • ・遺族の立ち合いを嫌がり、業者だけで作業しようとする

このような業者の場合は、注意して契約するかどうか判断してくださいね。

 

悪徳業者に引っかからないようにするためには、業者選びをしっかりする必要があります。

 

業者のホームページを確認しながら、実績のある業者などもチェックしておくとよいでしょう。

 

またスタッフの対応の仕方、話し方、身だしなみなどもチェックしたいです。

 

遺品整理をしてくれる業者選び

 

買取プレミアム

https://campaigns.kaitori-premium.jp/

買取プレミアムは遺品回収をする前に、価値がある遺品に関しては買取を行ってくれる業者になります。

 

家族にとっては必要ではない品であっても、人によっては価値がある場合もあるので買取査定をしてもらうことで思わぬ収入になる場合も。特に貴金属系は高値で買取してくれるケースが高いですよ。買取プレミアムの遺品買取は日本全国対応可能です。また女性の査定員も在籍しているので、女性1人で出張買取を依頼する時にも安心感がありますね。買取査定方法は、出張買取、宅配買取、持込買取の3つの方法から選べますし、無料での電話相談や問い合わせもしてくれるので、買取をしたことがない人でも利用しやすい業者と言えるでしょう。

 

また買取プレミアムでは、アフターフォロー体制も万全です。査定料自体は無料なので、もしも納得できない場合は買取してもらわなくてもokですし、高額買取もしてくれますよ。経験豊富な査定員が多数在籍しているので、きちんとした鑑定が期待できるでしょう。

 

ゴールド

https://www.the-gold.jp/

 

ゴールドは、遺品整理や生前整理で大活躍する買取査定業者になります。梅沢富雄さんのテレビCMでもおなじみのゴールドは、全店直営になっているのできめ細やかなサービスを受けられるでしょう。
遺品整理では、故人の思い出でもある遺品を処分したり、買取してもらったりする必要があります。ゴールドでは大切な遺品を1点1点丁寧に査定してくれるので、買取に慣れていない方でも安心です。

 

店舗にいる査定士が直接訪問査定してくれるので、自宅にいながら遺品を買取してくれます。また自社運営にこだわっているので、オークションで高額売却も可能です。それぞれ各分野の専門鑑定士がいるので買取額も高額査定が期待できますよ。査定をしてもらっても買取額に満足できない場合には、キャンセル対応も可能です。

 

出張料、査定料、キャンセル料などは全て無料になるので、手軽に買取査定を依頼することができますね。ゴールドで働く鑑定士は、遺品査定士、生前整理アドバイザー、終活カウンセラー、買取アドバイザー、リユース営業士、宝石鑑定士など様々な専門資格を持っていますので、どんな商品でも買取対応してくれます。

 

みんなの遺品整理

https://m-ihinseiri.jp/

 

みんなの遺品整理は最適な遺品整理業者を見付けるお手伝いをしてくれます。業界で唯一遺品整理士認定協会と提携しているので、きちんとした遺品整理業者を選ぶことができるでしょう。
みんなの遺品整理では遺品整理士の資格を持つ全国570社の業者と提携しているので、安心、安全の業者をスピーディーに検索。相談から業者紹介まで全てのサポートを無料で受けることができますよ。

 

遺品整理士認定協会の相談員は適切な情報を提供してくれるので、プロ視点でのアドバイスを受けられます。またみんなの遺品整理では、いくつか複数の遺品整理業者への見積もり請求が可能です。

 

複数の業者に一括見積もり請求が可能なので、1社ずつ見積もり請求をする手間が省けます。作業内容などをしっかりとすり合わせることによって、追加料金発生を防ぐこともできますよ。人気の遺品整理業者の場合、予約が埋まっているという場合もありますが、みんなの遺品整理では提携業者の空き状況を全て把握しており、即日、最速対応可能業者をすぐに調べることも可能です。

 

生前に行う生前整理の必要性・メリット

生前整理とは、本人が亡くなる前に、身辺を整理することを言います。自分がなくなった後に、家族が遺品整理や相続問題などで困らないように、身辺整理をしておくことで、家族への負担を回避できます。

 

特に相続問題のトラブルや遺品整理の負担は家族にとっても重くのしかかってきます。そこで生前にあらかじめ整理をしておくことで、トラブル回避につながるでしょう。

 

具体的な生前整理としては

  • ・家財を整理する
  • ・金融情報を書き記しておく
  • ・遺言書を作成する
  • ・葬儀の予約手配
  • ・デジタル情報を残す
  • ・エンディングノートの作成

などがあります。

 

不要な家財の整理はもちろんですが、家族に知られたくない手紙、写真、書類なども処分しておくとよいでしょう。

 

また預貯金、株式、会員権利など金融応報はまとめて書き記しておくと分かりやすいです。

 

特にエンディングノートはおすすめ。自分の死後に生前整理を行っていることが家族に伝わらなければ意味がありません。逆に生前整理をしていることを家族が把握していれば、遺言書や財産なども見つけやすいでしょう。生前整理した内容を全てエンディングノートに記載しておくと、その後の対処もスムーズにできます。

 

生前整理を行うメリットとしては、家族の負担が減ることが一番です。自分で生前整理をすれば、死後に行われる遺品整理の手間、費用が軽減されるため、家族への負担は少なくなるでしょう。

 

また遺産相続など、家族間で起こる争い、トラブルもできる限りは回避できるという点も大きなメリットと言えます。そして本人的にも余生を充実したものにできるといわれています。
過去の思い出をふりかえりながら、気持ちを整理することで、心機一転できますね。

 

終活のやり方

不用品の処分と資産整理(パソコンや暗証番号なども)について

終活を行う時、どこから始めればよいかわからない…という人は多いはず。

 

まずほとんどの人が、生前整理の際に行うのが「不用品の処分」と「資産管理」でしょう。

 

生活雑貨や家具などの不用品の処分では、自分が今の段階で使わないものに関しては処分するか、買取してもらうかします。

 

また処分するのか、残すのかの判断基準は、自分が死んだ後に家族に見られてもよいのか?というところでしょう。

 

家族に見られたくないのであれば、生前整理で処分します。粗大ごみとして出すのもよいですし、不用品回収業者に依頼する方法もあります。

 

家族に見られても大丈夫なものであれば、タンスの引き出しなど一カ所にまとめておくと、分かりやすいです。

 

遺書や遺影に使用してほしい写真などがあれば、それをまとめておくのもよいですね。

 

次に資産管理です。

 

遺産相続のトラブルは非常に多いので、資産管理は生前整理としてやっておいて損はありません。

 

特に土地や家などの財産は遺産相続に発展しやすいので、遺言書を作成して土地や家などの相続内容を記載して、行政書士を遺言執行者として指名しておきましょう。

 

また預金通帳、定期預金証書、生命保険証券、貴金属、宝石なども金庫などにまとめておくと、亡くなった後に家族が探す手間が省けるでしょう。

 

金庫の鍵や、暗証番号などはきちんと家族に伝えておくようにしましょう。

 

遺言書やお墓について

生前整理として、遺言書の作成とお墓の準備はやっておくべきでしょう。

 

エンディングノートには法的拘束力がないものの、遺言書には法的拘束力があります。遺言書は遺産相続について故人の意思を表示するものであり、遺言書があれば法律よりも優先されるのです。

 

遺言書には自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言があり、自筆で書くもの、公証役場で作成するものなどいくつかの種類があります。法的拘束力のある遺言書を作成するためには、弁護士や法律専門家などに相談した方が安心でしょう。

 

自分の死後、自分の要望に沿った葬儀様式やお墓にしたい場合には、生前予約をおすすめです。

 

家族の在り方が多様化しており、先祖代々の墓地に入らずに新たなお墓を設けるケースは増えています。

 

生前墓を用意することで、使用する石材の種類、デザイン、建立する場所などを自分の希望通りにすることができますよ。また生前墓を用意しておけば、相続税の対象とはならないので、死後にお墓を決めるよりも相続税対策として有効でしょう。

 

エンディングノートについて

エンディングノートとは、自分が亡くなった後に家族がこまらないように必要な情報を書き記しておくためのノートです。終活の第一歩としてエンディングノートを作成する人は多いでしょう。
エンディングノートには法的拘束力はないものの、遺族に自分の意思を伝えることはできます。どんな葬儀やお墓にしてもらいたいか、遺品の取り扱い、資産についての情報などを書いておくと便利です。

 

エンディングノートを書くメリットとしては

  • ・家族に思いを託すことができる
  • ・人生を振り返ることができる
  • ・家族の負担をけいげんできる

などがあります。

 

エンディングノートの書き方には遺言書と違い、特に決まりはありません。

 

どんな形式でもokなので、ノートに書く人もいれば、Wordやエクセルなどを使ってデジタル管理する人も。最近ではスマホアプリでもエンディングノートが書けるサービスも登場していますよ。
どのような内容を書いたらいいかわからない…という人は、市販されているエンディングノートを購入すれば、書きやすいかもしれません。

 

親が残した空き家や土地はどうするのが良い?

親が亡くなった後、残した空き地や土地はどうするのがよいのでしょうか?

 

近年、空き家が増えてきており、空き家を相続するケースは増えてきています。

 

空き家は人が住んでいない場合でももちろん相続税は発生しますし、家族が住んでいる家を相続するよりも税額は割高になってしまうのです。また空き家を更地にするのにも、家の解体費用などがかかってしまいます。

 

空き家を相続した際のデメリットとしては

 

  • ・安全面を考慮しなければならない(放火されやすい、ホームレスが棲みつくなど)
  • ・税金が発生する
  • ・火災保険に入らなければならない

 

などがあります。

 

空き家や土地を相続したものの、使わない、必要ないとなった場合、税金だけを支払いし続けるのは非常に勿体ないです。

 

そのため、必要のない空き家や土地に関しては相続放棄も考えてみましょう。空き家を相続した場合、相続した後の維持管理はもちろんですが、相続税などの税負担も大きくなります。

 

相続放棄してしまえば、預貯金など他の財産も全て放棄してしまうことにつながりますが、負の財産にもなりうる空き家や土地を手放すことができるので楽でしょう。

 

また相続放棄の他、遺産分割協議という方法もあります。遺産分割協議は、いらないという意思表示をした財産のみが自分以外の相続人のものになります。誰か1人でも空き家や土地を引き受けてくれる人がいる場合は遺産分割協議を利用するとよいでしょう。そうすれば他の財産相続の放棄はしなくて済みます。

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